神社でお参りをする際には一連の流れがあり、一度やってしまえば思ったより簡単です。ここでは、入口に到着してから立ち去るまでの全体の流れをご紹介します。
1. 鳥居のところで
鳥居は神聖な領域の境界を示すものです。通る前に一度立ち止まり、軽くお辞儀をしてください。そして参道の中央をまっすぐ歩くのではなく、左右どちらかに少しずれて歩くようにしましょう。参道の中央は伝統的に神様が通るための道であり、参拝者のための道ではないのです。

2. 手水舎で身を清める
本殿に近づく前に、ほとんどの神社には手水舎(ちょうずや)と呼ばれる小さな水の建屋があります。ここは神様にお会いする前に不浄を洗い流すための場所です。柄杓(ひしゃく)ですくった水一杯で行う伝統的な作法は以下の通りです。
柄杓を右手で持ち、左手に水を注ぎます。
柄杓を左手に持ち替えて、右手に水を注ぎます。
再び柄杓を右手に持ち、左手のひらに少量の水をすくい、手から口をすすぎます。柄杓を直接口に触れさせないようにしてください。
左手をもう一度すすぎます。
最後に、柄杓を立てて残りの水を柄に流し、次の人のために洗ってから、元の場所に戻します。
流水式の手水舎もある神社があります。その場合は、両手を水で洗い流すだけで大丈夫です。口をすすぐのはオプションです。
3. 本殿で
拝殿に到着したら、お参りの流れは以下の通りです。
お賃銭を納める – 優しく賽銭箱に硬貨を投げ入れます。5円玉(ご縁)は幸運とされています。「ご縁」は「良い縁」や「良い運命」を意味する別の言葉との言葉遊びだからです。
鈴を鳴らす(ある場合) – これは一般的に神様に挨拶をして、自分の存在を知らせる方法として理解されています。
二度お辞儀をする – ほぼ90度の角度で、深くお辞儀を二度します。
二度手を打つ – 両手の平を合わせ、手を打ちます。二度目の後も両手を合わせたままにしておきます。
静かにお祈りする – まず心の中で自分の名前と住所を述べ、神様があなたが誰であるか分かるようにしてから、願い事をするか感謝の気持ちを表現します。
もう一度お辞儀をする – 最後に深くお辞儀をして締めくくります。
この流れは二礼二拍手一礼として知られています。つまり「二度のお辞儀、二度の手を打つ、一度のお辞儀」という意味です。これは日本全国の大多数の神社での標準的な作法です。

この儀式の起源
この正確な流れは古代のものではありません。明治時代の20世紀初頭に、神社の神職のための標準的な礼儀として定められ、その後、一般の参拝者も同じパターンに従うようになりました。それ以前は、地域や神社によって礼拝の方法はより異なっていました。
古い、あるいは異なるパターンを守り続けている神社がほんの一握りあります。最も有名な例外は、島根県の出雲大社で、日本で最も古く、最も重要な神社の一つです。ここでは二礼、四拍手、一礼という流れです。余分な拍手は、見える世界と見えない世界の両方に届くようにという意味として説明されることが多いです。二つの拍手は自分のため、二つの拍手は一緒にいる人(現在いるかどうかを問わず)のためという説もあります。大分県の宇佐神宮も同じ四拍手のパターンに従っています。神社に独自のバージョンがある場合は、拝殿の近くに説明が書かれた看板があることが多いので、始める前に一目見る価値があります。
拍手そのものは、一般的に非常に普通のこと、つまり喜びや感謝の自然な表現が、神様に向けられた正式で敬意のある動きに変わったものと理解されています。
神社と寺院:寺院では手を打たないようにしましょう
これは初めて訪れる人にとって最も一般的な勘違いです。二礼二拍手一礼という流れは、神道の神社(じんじゃ)に特有のものです。仏教寺院(おてら)では礼儀が異なります。両手の平を静かに合わせてお辞儀をしますが、手は打ちません。どちらに行ったのかわからない場合は、鳥居があれば神社、大きな木製の門(山門)、線香、仏像があれば寺院です。







