Temple · 博多
空海(弘法大師)が806年に日本で最初に開いたと伝わる、日本最古の弘法大師創建寺。木造では日本最大級の福岡大仏でも知られる。
博多区御供所町にある東長寺は、唐での修行を終えた空海(弘法大師)が806年、日本に帰国した際に創建したと伝わる、日本最古の弘法大師開山の寺である。正式名称「東長密寺」は、「密教が東方に長く伝わるように」との祈りに由来する。
空海自らが本尊の不動明王像を彫ったと伝えられ、大師堂には自身の姿を彫った像も安置されている。
江戸時代には福岡藩主・黒田家の菩提寺となり、二代藩主忠之・三代藩主光之の墓所も境内にある。
大仏殿に安置される「福岡大仏」は、1992年完成の総檜造りの木造座像で、高さ10.8m(光背を含めると16.1m)、重さ30トン。
木造座像としては日本最大級を誇り、10.8mという高さは人間の煩悩の数(108)にちなんでいる。
台座の下には真っ暗な通路を進む「地獄・極楽めぐり」があり、参拝者に人気の体験となっている。
2011年には純木造総檜造り、高さ26mの五重塔が完成し、最上部の相輪には空海が持ち帰ったとされる仏舎利が納められている。
ほかにも、江戸時代建立の六角堂(毎月28日のみ開扉)や、平安時代の一木造りで国の重要文化財に指定されている千手観音菩薩像など、見どころが多い。
千手観音菩薩像(平安時代作、槙の一木造、国指定重要文化財・秘仏、通常非公開で法要時のみ御開帳)。ほか、空海自作と伝わる不動明王像・弘法大師像(いずれも秘仏)も安置。
jpexplained.com